毎年この時期になると浄土真宗の寺院では、1年で1番大事な行事「報恩講」をおつとめいたします。報恩講とは宗祖親鸞聖人の御恩に報いる集まりで、祥月命日前後にご法要を営むことをいいます。
その準備の為にお寺は、2週間くらい前から色々準備に慌ただしくなってまいります。
その一つにお斎(お参りに来られた方々に出す精進の食事)があります。
コロナ禍で、思うようにお斎がこの2年間は出せずじまいでしたが、お弁当形式ではあったものの、今年ようやく全部手作りで出すことが出来ました。
いつものように親鸞聖人の被っておられた傘に似せたがんもどき、好きだったという小豆のみそ汁も作りました。
※ご講師へお出ししたお斎
久しぶりの手作りお斎に皆さん喜んでくださいました。
まだまだワイワイガヤガヤと賑やかに食事ができるわけではありませんでしたが、笑顔が広がっていた事には間違いなかったように感じました。
お寺に来て良かったという気持ちを一人でも多くの方にお届けできるように。これからも精進料理よろしく、精進して行きたいと思います。
最後になりましたが、今年もたくさんのお参り、ありがとうございました。
Comments