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住職の本が出版されました
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2023.1.1

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『ラジオ法話 親鸞 正信偈』

土岐慶正著 定価2750円、永田文昌堂(電話075・371・6651)刊。

「仏教タイムス」書評 2022,10,20

…せわしない日常の中で、ハッと気づくことが出来るように、時事ネタや妙好人伝、小説の話なども織り交ぜつつ解説。…「雲霧之下明無闇」の解説は膝を打つ。貪愛や瞋憎の雲霧が私の上空にかかっているのだが「曇り空であるということは、明るさがないことではありません。縁に触れて起る煩悩を抱えてはいるけれども、それに埋没しないという明るさがあるということです」。煩悩のある曇り空だからこそ人は生きられるし、如来のありがたさもわかる。…「教学なき法話は戯言であり、法話なき教学は空虚である」と説く著者。生きた伝道、伝わる伝道の実践である。

「中外日報」書評 2022、10、28

「正信偈」は浄土真宗の僧侶や門信徒が朝晩の勤行や通夜・葬儀の折に読む偈文として知られている。…本書はFM「ラジオたかおか」の番組「ラジオde法話」で2018年8月から22年1月まで、毎月・金曜日に放送された10分間法話に加筆し、「試訳」として現代語訳を加えたものである。試訳が著者自身の領解を示すものであることは言うまでもないが、一読して親鸞聖人の法悦を我が法悦として感得したかのような文章である。そこから伝わる著者の「欣求」の熱意に引かれて法話の全体を読み進めていけば、初学の者にも本願念仏の教えの核心に近づくことができる。

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